2016-02-17 第190回国会 参議院 国民生活のためのデフレ脱却及び財政再建に関する調査会 第3号
そういう形になれば、当然もっと厳しい財政再建をしなければ、財政インフレになっていますので、収めることができないというようなシナリオというのも一定の確率であり得るというような状況にあるのではないかというふうに考えております。
そういう形になれば、当然もっと厳しい財政再建をしなければ、財政インフレになっていますので、収めることができないというようなシナリオというのも一定の確率であり得るというような状況にあるのではないかというふうに考えております。
むしろ、一番重要なことは、物価安定目標というのは、まさに二%というのは、インフレにもしない、デフレにもしないということですので、財政ファイナンスを通じて財政インフレを引き起こすというようなことは決してあってはならないわけでして、ほとんどの中央銀行は今物価安定目標を決めておりますけれども、そうした中で国債の引受けはもちろんしないと。
したがって、マーケットに流通している国債を買ったり売ったりすることによって資金供給を行うということでございますので、私は、財政インフレという観点からは十分配慮した金融政策が行われているというふうに思っております。 それから、二〇〇二年に財務省から国債の買い切りオペの増額を申し入れたのではないかということ。
憲法九条の戦争の放棄とか戦力の不保持、これを財政面で裏づけるものだというふうに我々は思っておりますが、財政インフレの防止を図るという意味でも、これは非常に重要だと思うんですね。 日銀引き受けの赤字国債発行原則禁止、こういうことについて、武藤さん、どのように御認識になっておられるか。
まさに公共事業費調達のための、戦費調達のための財政インフレ政策というか、そして国の借金を棒引きしていくようなやり方、こういうことが選ばれてはならないというふうに思うんですが、ただ、時限を区切ってとか、一定の期間の中でのものであれば、一つの金融政策として成り立ち得るのではないかというような議論もあるようですね。
○松村龍二君 私が今回この問題を取り上げましたのは、国家総力戦でありましたさきの大戦において、その戦費は多額の公債及び借入金により賄われ、それが戦後激しい財政インフレをもたらしたという苦い経験から戦後の財政制度が形成されたということに思いをいたしたからであります。
なお、そのときのテレビ放映を見た人の反響として、日本の財政はそんなに悪化しているのか、硬直化しているのかとか、財政事情が逼迫しているのになぜ整備新幹線を着工するのか、あるいはWTO国内農業対策費六兆円をつけることによって本当に生産性が上がるのかとか、あるいは財政インフレの心配はないのかというようないろんな反響が寄せられていることをまずお伝えしておきます。
ケインズ政策が人気取りに使われると財政インフレになると昔から言われている。資源大国ブラジルなんかいい例ですね。インフレこそ実際は最大の増税なんです、インフレというのは。国家財政が破綻をしてその国の経済が栄えたためしはない、世界の歴史にない。私は、政府が今後とも勇断を持って財政改革を断行する、ぜひやってもらいたい。
政府が建設国債と特例国債との唯一の違い、そして特例国債管理の節度と大見えを切ってきましたものでありますが、現金償還を建設国債と同様に六十年償還としたことは財政の借金依存体質を助長するばかりか、中曽根内閣の特例国債脱却の財政再建路線とも政策的に大きく矛盾する暴挙と言うほかはなく、財政インフレの危険をますます強める国債管理政策を開いた当該年度決算を是認することは、後世代に対する大罪と言わざるを得ません。
その予測を明確にすれば、変えるものは変える、なにするものはなにするというふうに国民的な論議を起こさなければならぬことだと思うのですが、私はこれも一緒に答えてもらいたいんですが、財政インフレの問題であるとかあるいは財政機能の喪失であるとか、あるいはそのことが社会的な不公正をどんどん拡大をしていくだろうというふうに指摘をしておきたいわけですね。
だから、財政インフレを生じなかった最大の理由は言うならば国民の預貯金が赤字国債を支えたし、あるいは財投資金を支えた、こういうことに基本はあるのではないかと思いますが、それがマネーサプライ全体のものに影響していったということだろうと思います。 もう一つは、やはり先端技術にいち早く乗り出して、今日問題になっておる輸出大国になった。
もちろん、建設国債であっても、過剰な債券市場への放出は、民間資金の締め出しや財政インフレを招来する危険性を有していることは当然であります。しかし、市場の状況に応じた発行を行うことにより、それらの危険性は十分に回避し得るものであり、また現在の貯蓄超過のもとにあっては、財政インフレの心配もなく、増額発行の余地は十分にあるものと考えております。
もちろん建設国債でありましても、その過剰な債券市場への放出は、民間資金の締め出しあるいは財政インフレを招来する危険性を持っておるのでありますが、市場の状況に応じた発行を行うことによってこれらの危険性は回避ができる。特に、現在我が国の経済は貯蓄超過の状況にございまして、建設国債の適度な増発は消化面で全く問題がない。
このような事態の中で、短期国債の日銀引き受けが中長期国債へと波及し、財政インフレをもたらす禍根となることを憂慮せざるを得ないのであります。 反対理由の第三は、五十七年度以来、四年連続いたしまして国債費の定率繰り入れが停止をされ、それによって減債基金制度が事実上崩壊の危 機に瀕している問題であります。 減債基金制度存立の根幹は、定率繰り入れによって維持されるものであります。
短期国債から中長期国債へとこれが波及し、財政インフレをもたらす禍根となることを憂えざるを得ないのであります。 反対理由の第三は、四年続きの国債費定率繰り入れ停止がもたらす減債基金制度の事実上の崩壊についてであります。 減債基金制度存立の根幹は、定率繰り入れによって維持されているものであります。
二、借換えのための短期国債を含め、国債の発行に当たっては、財政インフレを引き起こすことのないよう、財政法第五条本文の精神を遵守すること。 三、国債整理基金特別会計において、同特別会計所属の日本電信電話株式会社及び日本たばこ産業株式会社の株式の処分による収入金又は株式の配当金が編入されたときは、特例公債残高の減少に充てるよう努めること。
このような事態を今後とも放置し続けるならば、財政の弾力的対応の阻害、民間資金の締め出しや財政インフレの招来などが我が国経済に混乱をもたらすおそれがあります。このような危険性をはらんでいる我が国の財政赤字は、構造的な赤字と循環的な赤字とによるものであろうというふうに考えております。
○赤桐操君 現行の財政法では、これはもう戦前、戦中、そしてまた軍事公債の乱発、日銀引き受けによるところの財政インフレ、国民経済、生活の大変な逼迫、こうしたものが歴史的にいろいろ教訓として残り、これを踏まえて財政運営の基本としてこの均衡財政を求めてきておる、こういうように私は考えるのですが、大蔵大臣はどうお考えになっていますか。
このような事態を今後も放置し続けるならば、財政の弾力的対応を阻害し、民間資金の締め出しや財政インフレを招いて我が国の経済に混乱をもたらすばかりか、早晩、大増税を余儀なくされ、臨調答申の二大目標である「活力ある福祉社会の建設」と「国際社会に対する積極的貢献」を根底から崩壊させるおそれのあることを憂えるものであります。
一 財政赤字が引き続き増大する場合においては財政インフレが憂慮されるところから、政府は、健全財政の考え方に即し、財政法第五条の精神を遵守するとともに、歳入の確保・国債の償還に努めること。 一 今回、短期の借換債が発行されることとなるが、国債の借換債の発行に当たっては、市場の情況も十分考慮し、金融秩序の維持に努めること。
政府におかれては、昭和六十五年までに特例国債依存から脱却するという方針を立てておられますが、将来にわたり財政インフレを未然に防止し、民間経済の活力を維持していくためにも、引き続きこの目標に向けて財政各般の抜本的見直しを進め、国債減額に全力を挙げて取り組んでいただきたい、かように要望するわけでございます。
これも私冒頭申しましたが、それはやはり今武藤先生の言われるように、調整インフレあるいは財政インフレ、そういうことにならない範囲内でなければ絶対にいけない、こういうふうに思うわけでございます。
民間資金の締め出しや財政インフレなどが我が国経済に混乱をもたらす危険性に思いをいたせば、このような事態を今後とも放置しておくわけには断じてまいりません。 そもそも、今日のような深刻な財政赤字が生じたのは一体何に起因するのでありましょうか。